2008-12-24

お誕生日

ショッピングモールへ出かけた翌日から2日間熱をだしてしまい、病み上がりの今日。
気分はすっかりクリスマスです。
プレゼントを待ちきれない子どもがいる我が家では一足早いクリスマス会をしました。

食事が終わりに近づき、ケーキの箱が登場すると子どもは大はしゃぎ。
箱を開けるとケーキとローソク。
気分はすっかりお誕生日会。
そうなってしまうと、そう!
「ハッピバースデートゥーユ~♪」
お祝いの歌が始まってしまいました。
「ハッピバースデートゥーユ~♪×2
ハッピバースデーディア・・・・」
家族を見渡して今日誕生日の人がいない雰囲気を感じ取ったのか、
「オ~レ~」
と、勝手に自分の誕生日会を開いてしまった息子。
その後ローソクに火をつけてもらい、満面の笑みで息を吹きかけていました。

うちの子はどうやらローソクの火を消すことに生きがいを感じているようで、
誰の誕生日だろうとお構いなしに、歌が終わる前から火を消す準備をしてしまうのです。

今の情熱があれば、蝋燭の新しい形を見出せるに違いないです。
将来の息子に幸あれ。

2008-12-21

阿見吹奏楽団演奏会


今日はつくば市にあるショッピングモールに行ってきました。
クリスマスの雰囲気を味わうためと、子どもへのプレゼントを買うためです。
お店からお店へのんびり歩いていたら楽しそうな雰囲気をだしている集団が歩いていたので後をつけてみたら、吹奏楽団の演奏会でした。
クリスマスの音楽を数曲披露してくれました。
サンタさんの衣装の人、トナカイの角と鼻を纏っている人、クリスマスツリーに見立てた緑色の服に星の被り物をしている人など目でも楽しませていただきました。
とても素敵なひと時を過ごさせてもらいました。
人を幸せな気分に出来るってとても素晴らしいことですよね。
今日発表会をしてくれた楽団の演奏会が5月10日にあるそうです。
5月10日は母の日なので、花業界はとても忙しいので行けそうにないですが、
もし、時間が取れたら行きたいと思います。

2008-12-20

勉強代

今日は茨城県神栖市にあるプランテージ池田さんの農場見学に行きました。
同じ茨城県と言っても、初見園芸のある古河市は西端でプランテージ池田さんは東端。
道路は混んでいなかったにも関わらず2時間30分もかかりました。

プランテージ池田さんはまだ20代なのに、自分で農場を建てて、生産、管理、販売を一人でこなしています。そんな敏腕の池田さんの経営方針や花に対するこだわり、また、今後の展望などを伺い池田さんの農場を後に・・・・。


ゴリッ


帰ろうとして車をバックさせたら、鉄の柱に勢いよくぶつかってしまいました。
車の免許をとって10数年。一度も車を傷つけたことがなかったのに、とうとうやってしまいました。
修理代がどれくらいかかるか見当がつきませんが、今日、プランテージ池田さんで学んだことを生かして修理代の元をとらなければ。
帰りの2時間30分はとても長く感じました。

2008-12-19

続・大掃除

今日はビニールハウスのペンキ塗りをしました。
ハウスの内部は鉄骨なので、長年使っていると内部がさびてしまったりします。
時間があるこの時期は生産施設の管理をします。
施設内に草が生えないようにシートを張ったり、暖房効率を上げる為工夫したり。
暇な時期といっても、お花の出荷がないだけで、作業は絶え間なくあります。

2008-12-15

寒いと思ったら今年一番の強い霜が降りていました。
写真はついこの間までうっすら緑色をしていた芝が真っ白になっていたところを激写です。
温室の周りは畑が多いので、雪が降ったと思うくらい一面真っ白です。
雪が降らなくても銀世界を楽しめるのはいいのですが、
寒いのが問題。
霜や雪に負けない元気な花、
ソンナ花ヲ私ハ作リタイ。

2008-12-06

大掃除


12月に入り、年末商戦がピークを迎えるこの時期、
弊社では一年間お世話になった機械の手入れを始めます。
12月20日頃~1月10日頃までは比較的時間が取れるので、
この時期に農場の大掃除です。
写真は塗装が剥がれてしまった鉄の部分のさびをとって、
ペンキを塗りなおす作業風景です。

2008-11-29

冬の雲?


すっかり寒くなりました。
日が暮れるのも早くなり、冬時間の始まりです。
五時には真っ暗になってしまうので、
四時半に仕事が終わりになります。
写真は四時半の空。
夏を思わせるような厚い雲が見えました。
冬の雲?

2008-11-24

スペーシング


はなかんざし3.5号ポットのスペーシングをしました。
スペーシングとは、植物と植物の間隔を広げることです。

間隔をあけることで通気が良くなり、植物に活力が生まれるようです。
風通しがいいと病気にもなりにくいですね。

そんな大切なスペーシングのですが、あける広さもとても重要です。
反対に広すぎると植物の個体差が大きくなり、
大きい株はどんどん大きくなり、小さい株はなかなか大きくならなかったりしてしまう様です。
広げたばかりは隙間だらけに見えますが、出荷が始まる頃には隙間がなくなるくらい大きくなりますよ。

2008-11-21

はなかんざしのカット

来年1月からお届けする予定のはなかんざしです。
こちらもペラルゴニウムと同じで、霜に当たらないよう低温で管理して、
11月中旬くらいに温室に移動します。
はなかんざしは株のボリュームを出すために、何度かピンチをします。
でこぼこにならないように全てのポットを同じ高さでピンチ。
一つ一つ手作業で芯を摘むのが理想ですが、時間がかかってしまい1ポットずつはできません。
そこで、人の手を使ってバサッと刈り取ります。
同じ高さで一度に刈り取るにはこの方法が一番。

手刀。

余りの速さにカメラでは捕らえられないのですが、手刀でどのように切るか下の図を見てください。







こんな感じで構えて・・・・・






えいしゃらー!!!!!!






出来上がり。






信じるか信じないかはあなた次第です・・・・・



2008-11-20

冬支度


春に花が咲くペラルゴニウム。
春に大きな株に一面に花を咲かせて皆様にお届けするために9月から栽培を始めます。
しかし、9月から栽培を始めるだけでは一面に花を咲かせることはできません。

ワンポイントアドバイス

ペラルゴニウムの花を豪華に楽しむために。

夜温が10℃以下になる状態で4週間程度管理します。
この時霜にあたらないよう注意が必要です。

4週間は目安ですので、天気予報で霜になりそうな場合は室内か簡単な寒さ除けをしてください。

弊社農場では本日簡易ハウスから暖房がある温室に移動しました。

2008-09-14

水槽掃除


暑い夏が終わり、秋の気配がしてきました。
温室内はクリスマス向けのポインセチア一色になっています。
そんな衣替えの時期に毎年必ず行うのが、水槽の掃除です。一部の温室内には小さいプールのような設備があり、プールの中に花が並んでいます。平時は水槽に水をためておいて、花に水をあげる時は水槽からプールへ水が供給されます。花に吸収されなかった余分な水は水槽へ戻ってきます。循環型ですね。この設備なら、肥料分を外に排出することがないので、経済的で環境にも良いです。
そんな循環型設備の水槽に溜まった一年分の土や汚れなどを落とし、きれいにしてあげます。ポインセチアはデリケートな植物なので、ポインセチアの水やりを始める前に掃除します。
写真左が掃除前。写真をとる前に側面は洗ってしまったのですが、下に溜まった土はよく分かると思います。こんな水槽が5個あるので、掃除はおよそ一日がかりです。夕方には写真中央のようにピカピカの水槽になります。本当に綺麗になるので、洗っていてうれしいくらいです。
写真右は水槽掃除の三種の神器!バケツ。ブラシ。ちりとり?
バケツとブラシは車洗うような要領で水槽を洗うのに使います。一見仲間はずれのようなちりとりですが、下に溜まった土をきれいに救ってくれる救世主なのです。
救世主のおかげで写真中央のようにピカピカになりました。

2008-08-07

花の日


暑い日が続きますね。

初見園芸では今年からサマータイム制を導入して、涼しい時間に仕事をするようにしたのですが、
夜温が下がらないので、朝も夕方もなかなか涼しい時間がないですね。

そんなこの頃ですが、今日は40度を越える温室の中で蕾を摘む作業をしました。
キクの写真ですが、通常の育て方をすると左側のように一本の枝に沢山の蕾が付きます。
このまま咲かせてももちろん綺麗ですが、余計な蕾を摘み、一本の枝に一個の蕾にすることで、全ての栄養が一個の蕾に注がれ、大きく、豪華な花を咲かせるようになります。
細かい作業で、気を抜くと全ての蕾を摘んでしまい、枝だけになってしまうこともあります。
ちょっとしたリスクはありますが、皆さんに豪華な花を楽しんで頂ける様頑張っています。

2008-05-22

5月22日のこと


暖かくなってきました。
温室内では30度を越える日々が続き、気分は夏ですね。
そんな中、庭でうれしいものを発見しました。
ダリア・マキシシリーズの新芽です。

昨年出荷して大盛況だったマキシシリーズですが、初めての作付けだったので、十分な商品説明ができなく、売店の方にご迷惑をおかけしてしまいました。
メーカー様からは、夏中花が絶えることなく咲き続けるという説明を受けたのですが、あくまでも海外での話。日本の蒸し暑い夏でも本当に咲き続けるのか・・・?

そこで各品種1鉢ずつですが庭に植えてどのようになるか試験をしてみました。
皆さんご記憶にあると思いますが、昨年は本当に暑い夏でした。
弊社は茨城県の古河市にあるのですが、昨年の最高気温は39.2度だったと記憶しています。
それでもダリアは咲き続けていました。
今年は自信を持って「夏中咲き続ける」と言えます。

さて、話を戻して、ダリアの新芽がなぜ嬉しいか説明します。
皆さんダリアというと球根を想像されると思いますが、マキシシリーズは穂から育てるため、球根が出来るには2年くらいかかるという予想をメーカー様がされていました。
ということは、マキシシリーズは庭植えにすると1年草扱い?
1年で枯れてしまったらダリアの良さが半減してしまいますよね。
「翌年咲かないダリア・佳人薄命」
ネーミングとしては間違いなく不採用ですね。
そこで、耐暑試験したダリアをそのまま植えておきました。
2月に一度掘り起こした時にはしっかりと球根ができていたので、期待していたのですが、
いざ芽が出てくると喜びと共に感動が・・・。
この喜びと感動を皆様と共有したい。
そんな思いと共にダリア・マキシシリーズ近日出荷開始です。

2008-02-27

2月27日のこと

ペラルゴニウム・アリストシリーズがお店に並び始めました。
アリストシリーズはペラルゴニウムの中で一番の大輪種です。
大きな花が株一面に咲く姿はとても豪華で、存在感があります。
エントランスを華やかに彩ってくれます。

日当たり、風通しの良い、雨が当たらない場所に置いて下さい。
過湿を嫌いますので、乾燥気味に管理するのが一番のポイントです。土が常に湿った状態はよくありません。土の表面がしっかり乾いてから水をあげてください。
花殻は病気の原因になりますので、こまめに取りましょう。
花が全て咲き終わったら一回り大きな鉢に植えて来春の準備です。アリストシリーズの開花時期は3月頃~6月頃まで。一期咲きですが、多年草なので、翌年も咲かせることが出来ます。

詳しい管理は初見園芸のホームページ、Products-ペラルゴニウム・アリストシリーズで見てください。