ドイツで毎年開催されている展示会IPMに行ってきました。
1~12まである会場はどこもカラフルで、色をとても効果的に使っていました。
視覚に訴えるような見せ方ですね。
花はやはり見た目(視覚)で勝負です。
IPMのついでにドイツのガーデンセンターも数件見てきました。
やはり色の使い方、見せ方がとても上手。
日本の園芸店でも色の使い方、見せ方が上手なところはありますが、
レベルの違いをはっきりと感じました。
真冬で駐車場には雪が積もっているのに、店内に入ると春を感じてしまう。
こんなお店なら売れるだろうなぁ~と素直に思いました。
さて、レベルの違いを感じたのは園芸店だけでなく、生産者にも感じました。
ドイツからデンマークへ移動し、生産農場を3件見てきました。
どこも生産工場でした。
見渡す限り温室が並んでいて、温室内がとても効率的に、組織的に運営されていました。
「去年は良く出来たけど、今年は失敗した」なんてありえない世界です。
日本の生産者はまだ農家という考えから抜け出していないところが多いと感じます。
経営の目標が「良いものを作る」なんて言っているようでは、考えが甘いのかも知れません。
良いものを作るのは忘れてはいけないことですが、良い花を作って初めてスタートラインに立てるのではないでしょうか。
まぁ、とにかく、毎年毎年良い物を作る技術を確立し、効率的、組織的に会社を運営できるようにまずはブログの定期更新・・・・・
2010-02-05
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