2008-05-22

5月22日のこと


暖かくなってきました。
温室内では30度を越える日々が続き、気分は夏ですね。
そんな中、庭でうれしいものを発見しました。
ダリア・マキシシリーズの新芽です。

昨年出荷して大盛況だったマキシシリーズですが、初めての作付けだったので、十分な商品説明ができなく、売店の方にご迷惑をおかけしてしまいました。
メーカー様からは、夏中花が絶えることなく咲き続けるという説明を受けたのですが、あくまでも海外での話。日本の蒸し暑い夏でも本当に咲き続けるのか・・・?

そこで各品種1鉢ずつですが庭に植えてどのようになるか試験をしてみました。
皆さんご記憶にあると思いますが、昨年は本当に暑い夏でした。
弊社は茨城県の古河市にあるのですが、昨年の最高気温は39.2度だったと記憶しています。
それでもダリアは咲き続けていました。
今年は自信を持って「夏中咲き続ける」と言えます。

さて、話を戻して、ダリアの新芽がなぜ嬉しいか説明します。
皆さんダリアというと球根を想像されると思いますが、マキシシリーズは穂から育てるため、球根が出来るには2年くらいかかるという予想をメーカー様がされていました。
ということは、マキシシリーズは庭植えにすると1年草扱い?
1年で枯れてしまったらダリアの良さが半減してしまいますよね。
「翌年咲かないダリア・佳人薄命」
ネーミングとしては間違いなく不採用ですね。
そこで、耐暑試験したダリアをそのまま植えておきました。
2月に一度掘り起こした時にはしっかりと球根ができていたので、期待していたのですが、
いざ芽が出てくると喜びと共に感動が・・・。
この喜びと感動を皆様と共有したい。
そんな思いと共にダリア・マキシシリーズ近日出荷開始です。